婚活応援酒場「相席屋」に乗り込んできた【第1弾】の前篇(Renewal)
こんばんは、SENです。一人物悲しく性欲がありあまる今日この頃ですが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。もうこたつを出してもいいですか?
アメブロから移転して数週間が経ち、ちゃんとアメブロの記事を書き直してはてなに持ち込もう(目標3日で1記事)と思いつつも月日が流れておりましたが、ようやく重い指が動き始めたのでちまちまと行っていこうと思います。そんなに記事数はないからすぐ終わるはずなんですけどね。
まだ移転してない記事はここから見れますのでよければ!!
ようやっと、婚活篇で初めて書いた記事をかなーり加筆修正してアップするので、以前読んでいただいた方も、初めての方も、「あ、ここが変わった!!誤字脱字が増えた!!」など姑のごとくいじわるな眼差しでRenewal版を暇つぶしにお読みいただければと思います。
「もうこれ読んだからいいわ!!」って方は、多分次に更新するであろう、「相席屋横浜篇」をドキをムネムネさせながら待っててください。
ふとしたきっかけで乗り込んでみる |
あれは2015年8月某日
壁を壊して人を食べる映画を観終って不満足になった後のことでした。
渋谷の某所で焼き鳥を頬張りながら、「出会いがなさ過ぎて処女に戻りそうだから婚活しようぜ!」 って話になり、長年の友人のいけがみが、どうやら相席屋というものにハマっているらしく、早く店に入って男にしゃぶりつきたいと地面の上で駄々をこね始めたので、合コンとかが嫌いでしょうがないSENでしたが、しぶしぶついていくことになりました。
ちなみに今回の主役はこちら。
【SEN】
・このブログの筆者。
・人見知り。
・ベルセルク再読中。
・緊張するとにこにこする。
・避妊忘れが多いうっかりさん。
【いけがみ様】
・高校の同級生
・股がゆるめ
・朝起きたら隣に知らないひt
・しれっと百戦錬磨
こんな2人で乗り込んだのは…
aiseki-ya.com
こちらの、渋谷店(2号店) ですね。SENも前にテレビで見て好奇心は完全にくすぐられていたんですが、まぁ行きませんよ。でも、出会いなんてまぁそこら辺に転がっているだろうと思ったら、
まぁ30歳独身への道はキレイで歩きやすくなっていて。
出会い一つ転がってなかったんです。ちょっと30歳になる前に違う道に逸れておかないと、気付いたらその先の40歳独身への道に足を踏み入れているんだろうと背筋が寒くなったので、いけがみに誘われたのも何かの縁だと思いつつ了承したわけなんです。
ただ、SENは猫じゃ足りないくらいの被り物付きの人見知りなのでいきなり見ず知らず方と話すなんて拷問だと思いつつも、枯渇していた恥部がワンナイトいぇっふぅー☆を期待して疼きだしたので、なんだか緊張とドキドキと不安と期待で酔っぱらいながら石化しているような状態でした。
【SEN】
「え、やだ、こわい、緊張する、ネコかぶる、しゃべれない、震える。」
【いけがみ様】
「いやーもうホントタダ食いしにいくだけだから笑」
飯をタダ食いなのか、はたまた男をなのかは定かではありませんが、いけがみはよだれを右腕で拭いながら店舗へのエレベーターのボタンを強打しました。
ほんとにいけがみ様のいう通り、メシも男も店の使い方によってはタダらしいのですが、一応今後行きたいと思っている方のために料金制度をご説明します。※店舗によってちょっと違うかも?
◆男性は30分食べ飲み+女が来る(指名できないよ)
=月~木1,500円
=金~日1,800円
そして女性が来ない場合は食べ飲み放題開始にならず、なんか普通に高いお金で注文するらしいです。ちなみに、店員さんと仲良くなれば、ブサイクばかりにあたって女性不信になりそうな時に、1品500円でそっとしておいてくれます。
◆女性は食べ飲み放題時間無制限でタダ。
※ビュッフェ料理に限る
この時ばかりは乳と女性器がついていることに感謝しましょう。小さくても感謝しましょう。男性が来ようが来まいが、チャージ料金もかからず、あんまりおいしくないお酒もあんまりおいしくないごはんも食べ飲み放題です。時々、やましい女性達がタダ飲みタダ食いだけのために女子会を繰り広げるらしいですが、男性がかわいそうなのでやめましょう。男性の前でタダで食べましょう。
この(卑怯な)料金システムでランダムに男女をあてがい、
30分ごとにチェンジを繰り返していく
OR
持ち帰りを成功させるかの戦いらしいのです。
※追記:勝手にチェンジにはならず、相手方と店員さんと交渉してチェンジしてもらうことが多いです
いけがみ様は 相席屋の常連様なので、相席屋公式アプリ を駆使して混雑度を常にチェックしています。どうやら渋谷2号店はオープンして間もないのにいつもガラ空きみたいで、初心者のSENちゃんにはちょうど良いかもしれないとのことでした。
どっきどきのファーストミート |
いけがみ様についていきながらおそるおそる入店すると地味な兄ちゃんが受付でお出迎えしてくれました。SENはむしろその兄ちゃんと相席したかったです…。嫌です。万が一、テラスハウスに出てきそうなイケメンとかが来たら怖くて目も合わせられません。
そんな兄ちゃんに年を聞かれてとっさに嘘をつきそうになるアラサーあるあるを経験しながら正直に答えてそりゃあもうドキドキしながら、心臓が尿道から出てきてしまうんじゃないかってくらいドキドキしながら席に通されると、
誰もいませんでした。
誰もいない席に通された。
こんな感じで座りましたよ。
茶色いのはイスとテーブルですよ。心臓が尿道から胸のあたりに戻ってきました。拍子抜けです。
【SEN】
「ちっ、ビビらせやがって!!誰もいないじゃないか!!」
と言いながらも安心していたのは小心者なら誰でもわかる状況でしょう。いけがみはそんなの慣れっこで全く動じていませんでした。とりあえず空腹を満たす(さっき焼き鳥食べたな…)ためにビュッフェコーナーへ向かいました。
【いけがみ様】
「渋谷は食べ物しょぼいよ。」
といってビュッフェを見に行くと、ポテトサラダみたいな何かと、ペンネみたいな何かと、キュウリみたいな何かと、何かが何種類かありました。タダですからね。文句は言えません。男性は30分1500円払ってるから文句言ってください。
【いけがみ様】
「これでいいやー。」
と彼女は駄菓子屋で10円で売ってそうな駄菓子を何個か席へ連れて帰りました。 SENはグルメなのでオセロを持ち帰りました。
【SEN】
「オセロの遊び方なんて知るかよ\(^o^)/」
遊びならなんでも知ってるけどジョジョには詳しくないいけがみ様に教えてもらいながら、 向かい側の相手が来ないままオセロをはじめました。…しばらくオセロやってましたね。白熱のバトルになるくらい充分な時間がありました。次の手を熟考するくらい熱中してましたね。
何しに来たんだろう。
そんなこと思いもしませんでしたよ。今は一人の勝負師です。真剣勝負を行っていましたが、SENの敗色が濃厚になってきました。額からにじみ出る汗…いけがみとの駆け引き… ふと顔をあげると見知らぬ男性が2人座っていました。
こんな感じにビール片手に。瞬間移動ができるようですね。
いいんだ。
お言葉に甘えて彼らを無視しながらいけがみと決着をつけました。結果ほぼいけがみ領になり、SEN惨敗。
【左の人】
「惜しかったねー、お疲れ様ー」
果たして惜しかったのかな?9割いけがみに取られたけど。
実は彼らが座っていることに気づいた瞬間から、SENの人見知りバロメーターがぐぅうーーーーんとMAXまで上がっていて、「なんで知らない人にオセロやってるとこ見られなきゃいけないんだ」という気持ちが頭の片隅にありました。しかし、とっても自分勝手なアラサーのオセロが終わるまで待っててくれてた彼らは 、少なくとも心が優しい人なんだと感じたので石化を解除して重い視線を上にあげました。
あれ…?? イケメンがいる。
目の前にイケメンがいる。 SENがこのまま人生のレールを歩んでいたら 、多分あまり関わることはないであろうジャンルのメンズ2人でした。 うん、絶対にSENの周りにはいないでしょう。以降のやり取りを皆さんにわかりやすくお伝えするために、彼らの特徴を共有しておきましょう。 後からいけがみと振り返った時につけた彼らのあだ名も先に公開しておきますね。
【あほな方】
・29歳
・一緒に来た人の仕事を手伝ってる…らしい
・笑顔がかわいらしい
・日に焼けた肌、隆々とした筋肉がまるでサーファーのよう。
【タメの方】
・28歳
・なんかの整備士的な人
・ツンとしたヤンキーチックなお顔
・日に焼けた肌、隆々とした筋肉がまるでサーファーのよう。
彼らの絵は多少デフォルメしてます。 安心して下さい。 ちゃんとイケメンです。 とにかくSENの脳裏には筋肉の二文字が焼き付いていました。ムキムキな人苦手なんですけどね。
初対面+ムキムキ+話があんまり面白くないの三拍子が揃っていたので、何会話したのか全く覚えてないです。 きっと多分当たり障りない何かだったのかと思います。
【あほな方】
「うっそ、全然若く見える!!」
と言われたのだけは覚えてますよ。若く見えるって言われて嬉しくない女性はいないはずですから、世の中の男性は決まり文句として手駒に入れておいた方がいいかと思います。ただし、そう思ってないとバレた時点であなたの信頼は地に落ちる諸刃の剣戦法ですけどね。
いけがみ様はやる気がなく、 SENは猫かぶりからの脱出が完了してないので、 そのまま何も会話が盛り上がらず、あほな方は何か質問しても見当違いの答えが返ってくるため宇宙のカオス状態になり、
【SEN】
(もう、この後はないな…さぁ、チェンジしようぜ…!!!わくわく)
事態は終息へと向かうかのように思われた…
が、しかし
【あほな方】
「この後どこか別のお店行かない?」
【タメの方】
「そうだよ、せっかく同い年だし、知り合えたんだし。」
【SEN】
(私、 あなた達の名前すら 知らないんですけど…!!!!!!)
いけがみに判断を仰いだら、
【いけがみ様】
「おごってくれるなら行こうぜ」
ホントに興味なさそうにしてたあなたがこんなこと言うなんて…!!!と人間の奥深さを感じつつ、未熟なSENはその判断に従い、0円を清算して彼らと共に退店することになりました。
後篇に続く…(後半はまだ修正前なのでアメブロへどうぞ!!)
よければこれからも幾SENに遊びに来てください^^